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2025.02.17

ウイングトラベル

★ベンチャー支配人制度の選考応募数が5倍

 スーパーホテル、海外人材の採用を加速化

 

 スーパーホテルは、独自のベンチャー支配人・副支配人制度を通じて海外人材の採用を強化している。同制度はホテル経営を実践しながら学び、将来的な起業を目指す人材を育成するもので、昨年1月末時点で説明会応募数が前年比1.27倍、選考応募数は5倍に増加した。9月にはミャンマーから8名の1期生が参加し、今年2月10日からは2期生の研修が始まり、ミャンマー・ベトナム・中国など多国籍のメンバーが新たに参加した。同制度は1998年から展開しており、近年、日本国内の人材不足が深刻化する中で、同制度に対する海外人材からの関心が急激に高まっている。
 帝国データバンクの調査によると、2023年10月の正社員の人手不足割合は52.9%と5割を越え、宿泊業も厚生労働省の外国人雇用状況によると、2023年10月末時点で外国人労働者数は204万8675人で過去最高を更新している。

 

※写真=海外からのベンチャー支配人制度の選考応募数が5倍に