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2025.02.18

ウイングトラベル

★旅工房中間決算、営業損失2500万円に圧縮

 通期予想赤字2億円据置、海外旅行販路拡大

 

 旅工房の2025年第2四半期(中間期)(2024年7-12月)決算は、売上高が18億3000万円、営業損失2500万円、経常損失2600万円、中間損失3200万円を計上した。営業赤字は前年同期の1億5500万円から改善された。
 個人顧客からの海外旅行受付件数は、昨年1月の849件から今年1月は1369件と61%増を示した。第2四半期(10-12月)の営業損益は3400万円の赤字だった。また、法人顧客からの受注手配人数は、昨年1月の2496件から今年1月は3331件と33%伸長した。
 2025年6月期の通期業績予想は売上高33億9300万円、営業損失2億500万円、経常損失2億1000万円、最終損失2億1000万円と据え置きとした。
 同社では、海外旅行市場の回復に向けて販売拡大の施策を実施する。まずは取り扱いエリアを拡大し、様々なパターンのツアーを用意して顧客利便性を追求する。アジアなどは取り扱いエリア、ヨーロッパなどはツアーパターンを中心に拡大する。

 

※グラフ=旅工房の海外旅行受付件数推移(旅工房決算資料から)