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2025.02.18

WING

露ヴィシニャ級情報収集艦また対馬海峡通過

 統合幕僚監部は、ロシア海軍のヴィシニャ級情報収集艦(艦番号535)が2月16日に対馬海峡を通過して東シナ海へ向かったことを発表した。同艦艇は、2月1日から長期にわたって沖縄から九州付近を遊弋(ゆうよく)しながら活動していた艦艇と同一。10・11日には東シナ海から日本海へ向かったが、再び東シナ海へ進出した格好だ。
 統幕によると16日19時ごろ、対馬北東沖約70キロの海域を南西方向へ進む同艦艇を確認。その後、17日にかけて対馬海峡を通過して東シナ海へ向かったという。
 このとき、海上自衛隊第3ミサイル艇隊(佐世保)のミサイル艇「しらたか」と、第4航空群(厚木)のP-1哨戒機が警戒監視・情報収集を行った。

※写真=早いペースで姿を見せる艦番号535のヴィシニャ級情報収集艦(提供:統合幕僚監部)