将来宇宙輸送システム、米法人の打ち上げ総責任者にモレノ氏

　NASAやブルーオリジンなどで打ち上げなどに従事経験

　将来宇宙輸送システム（ISC）は、米国法人であるシリウステクノロジーズ（Sirius Technologies）の「打上げ総責任者」に、フレデリック・B・モレノ（Frederic B. Moreno）氏を任命したことを発表した。
　今後、モレノ氏は将来宇宙輸送システムの再使用ロケット「ASCA」シリーズの米国での打上げ試験の総責任者として活躍していくことになる。
　モレノ氏は米航空宇宙局（NASA）のジョンソン宇宙センターでの勤務経験のほか、ブルーオリジンにおける打上げ、エンジン試験に従事した経験を有している。直近では世界初の商業用宇宙港であるスペースポートアメリカでの勤務経験もある。