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天地人、3つの技術で特許取得完了
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より高い降水予測、最適基地局選択で電波資源拡大
JAXAベンチャーの天地人は2月17日、総務省「電波資源拡大のための研究開発」の「多様なユースケースに対応するためのKa帯衛星の制御に関する研究開発」で発明した技術について特許を出願、その登録が完了したことを発表した。
天地人が取得した特許は、「複数の予測モデルを活用した降水予測」と「予測結果の相互補正機構」、そして「最適な基地局選択」という3つの技術だ。
このうち複数モデルを活用した降水予測は、過去の降水状況画像データを基に機械学習された「第1予測モデル」と、観測点の降水強度データを基に学習された「第2予測モデル」を組み合わせることで、特定地点の降水タイミングおよび強度を高精度で予測するというもの。