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2025.02.19

WING

海外派遣部隊1月、海賊対処航空隊13回、80時間飛行

 統合幕僚監部は、ソマリア沖などで活動する海外派遣部隊の1月実績を発表した。海賊対処のP-3C航空隊の活動は、飛行回数が13回で、飛行時間が約80時間だった。確認した商船の数は456隻で、護衛艦や諸外国の艦艇などや民間商船へ情報提供した回数が11回だった。
 水上部隊の「むらさめ」では直接護衛はなかったが、ゾーンディフェンスを16日行い、142隻の商船を確認した。
 海賊対処部隊による中東地域での日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集任務については、航空隊では、アデン湾の公海・アラビア海北部の西側公海で活動し、568隻の船舶を確認した。水上部隊の活動は、オマーン湾の公海・アラビア海北部の公海で、323隻の船舶を確認した。
 いずれも、特別な事案や特段の異常などは確認されなかった。

※写真=初日の出、現地で新年を迎えた航空隊のP-3C(提供:統合幕僚監部)