ウイングトラベル
日本旅行、19年の海外旅行商品を発売
前年比7%増、20万5000人の取扱い目指す
日本旅行は2019年度の海外パッケージ商品「マッハ」「ベストエクセレント」「ベストツアー」の販売を順次開始した。19年度の海外パッケージ商品は、人気のヨーロッパ方面商品を中心に旅行内容に一層磨きをかけた。また、パッケージツアーならではの付加価値の提供と旅行者の安心・安全を確保する取り組みをより強化した。さらに、旅行代金変動型商品を初めて導入、販売時期に応じた最新価格での申込を可能としたほか、FIT化や多様化する旅行ニーズに対応するため自由に組み合わせられる「現地発着プラン」商品の拡充を図った。こうした取り組みにより19年の海外旅行商品の取扱人員で前年比7%増の20万5000人を目指す。
東京発で価格変動型商品を初導入
現地発着プランの設定エリア拡充
ヨーロッパ商品では乗り継ぎ空港や現地到着後にツアー合流できるコースを多数設定することにより、添乗員同行ツアーを大幅に拡充した。具体的には関西発で40%増、名古屋発で20%増、成田・羽田発で10%増とした。
東京発の「イチ押し商品シリーズ」では同社初となる有効期間付きパンフレットを展開する。販売回数の拡大と設定期間の延伸により、航空およびホテルの空席状況に応じた仕入価格の変動をより短期間に価格に反映できるため、発売時期に応じた最新価格での申込と早期の予約を可能とした。
このほか、旅行者の海外旅行ニーズの多様化に対応するため、自由度の高い商品展開に着手した。
方面別の取扱人員目標はヨーロッパが11%増の4万1000人、アジア・中国が7%増の12万7000人、ハワイが3%増の1万人、アメリカ・カナダ・中南米が6%増の7000人、オセアニアが24%増の9000人、グアム・サイパンが前年並みの1万1000人をそれぞれ目指す。
※写真=ヨーロッパ方面のパンフレット