★IATA 2025年ダイバーシティ&インクルージョン賞

候補者募集開始、日本の航空業界からの応募期待

　国際航空運送協会（IATA）は2月20日、航空業界における多様性と包摂性の促進に貢献した個人や組織を表彰する「2025年IATAダイバーシティ&インクルージョン賞」の候補者募集を開始した。今回で6回目を迎える同賞は、グローバルな航空産業における女性活躍推進やダイバーシティの実現に向けた取り組みを評価するもので、日本の航空業界からの応募にも期待が寄せられている。
　表彰部門は、航空運送業界で上級職に就く女性を対象とした「インスピレーショナル・ロールモデル賞」、40歳未満の若手女性航空プロフェッショナルを対象とした「ハイフライヤー賞」、IATA加盟航空会社を対象とした「ダイバーシティ&インクルージョンチーム賞」の3部門で構成。受賞者には、カタール航空の協賛により、各2万5000米ドルが授与され、受賞者本人または指定する多様性・包摂性活動を行う慈善団体に贈呈される。

※写真＝2025年IATAダイバーシティ&インクルージョン賞」の候補者募集開始