ウイングトラベル
★日本空港ビル、羽田空港連絡車のEV化推進で新サービス

EVとEV充電施設を一体提供、他空港へ展開視野
日本空港ビルデングは2月19日、空港車両の脱炭素化に向けた新たなサービスとして、職員の移動用に主に使用される連絡車について電気自動車(EV)化を推進するべく、EVとEV用充電設備を一体提供するサービスを羽田空港において開始したことを発表した。
連絡車は街中でよく見られる軽貨物自動車や一般乗用車が用いられており、羽田空港では722台が稼働中だ。このうち羽田空港の連絡車でEV化された台数は16台(EV化率:約2%)に留まっているという。
そうしたなか日本空港ビルデングは、連絡車のEV化を推進すべく、国土交通省航空局の2022年度「空港におけるカーボンニュートラル化実施計画策定支援事業」の委託を受けて、連絡車の稼働実態やCO2排出量を測定するとともに、EV化を進めるにあたっての課題の抽出、解決策の検討調査を実施した。
※写真=羽田空港の連絡車のEV化を推進。脱炭素に寄与する(提供:日本空港ビル)