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ANAHD、過去最大77機の機材調達決定
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E190-E2本邦初導入、A321XLRもピーチで3機
ANAホールディングスは2月25日、エンブラエルのE190-E2、エアバスのA321XLR、ボーイングの787-9型機、そして737-8型機の4機種を、計77機(うち確定68機、オプション9機)発注することを発表した。一度に計77機の発注を決定したことは、ANAホールディングス史上、機数ベースで過去最大。カタログ価格では、4機種合計で約2兆1580億円規模となった。
今回、ANAホールディングスが発注した機材の内訳は、ブラジルのエンブラエル製のE190-E2が20機(うちオプション5機)のほか、ボーイングの787-9型機が18機、737-8型機は12機(うちオプション4機)、そしてエアバスのA321neoが24機、A321XLRが3機となった。
これにより、2030年度のANAグループの機材数は約320機まで拡大する見通しだ。コロナ前の2019年度には302機を抱えていたが、パンデミックの影響で保有機材数を減少。2023年度には278機まで規模を縮小していた。
※画像=E190-E2の導入を決定(提供:エンブラエル)
※この記事の概要
・100席クラスのギャップ埋めるE2
人口減見据え需給適合戦略を深化
・ピーチ、A321XLR導入
最長11時間飛行、路線網拡大へ
・ANA国際線、787比率が71%に拡大 など