ウイングトラベル
★スキーを切り口に北海道の多面的な魅力訴求
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北海道スキープロモ協議会が豪・独メディア招請
北海道運輸局や道内の13スキー場などで構成する北海道スキープロモーション協議会はこのほど、ドイツとオーストラリアのメディアを招請し、冬の北海道の魅力を多面的に発信する取り組みを実施した。今回の取り組みはスキー関連旅行者が多いとされる欧米豪市場をターゲットとして、北海道の冬の魅力を複合的・多面的に発信した。
同協議会はニセコやルスツリゾートなど内13スキー場を始め、北海道運輸局、北海道庁、北海道観光機構など行政機関、関連自治体・観光協会などが加盟。スキーをはじめとするウインタースポーツやスノーアクティビティを通じて、外国人観光客の誘致促進に取り組んでいる。
コロナ禍以降、北海道の冬期における外国人旅行者の延べ宿泊者数は客室稼働率を上回る回復傾向にある。一方でニセコを中心に外国人旅行者の需要に対応しきれていないという課題が発生しているのが現状だ。 そうした中で同協議会は北海道新幹線の延伸を視野に、札幌を拠点に道内に点在するスノーリゾートを周遊することができる点をアピールするために今回のメディア招請を実施した。
今回の招請事業のハイライトとして、ルスツリゾートでは3つのゲレンデを滑走するとともに、施設内の「かまくらダイニング」にてかまくらの中で国際和牛のすき煮鍋を堪能した。
※写真=取材箇所の1つであるサホロリゾートスキー場で、世界最高水準のパウダースノーを楽しむ参加者