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2025.03.03

WING

阪神甲子園球場、廃食油をSAF原料として供給

 プロ野球本拠地球場で初の試みに

 これまで廃棄、あるいは海外へ流出していた廃食油をSAF(持続可能な航空燃料)やバイオディーゼルとして再利用する活動の輪が、広がりをみせている。今度は阪神甲子園球場で生じる廃食油を、SAFの原料として供給することが決まった。
 阪神電気鉄道(阪神)は2月28日、SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイア・スカイエナジー)との間で、阪神が運営する阪神甲子園球場における使用済み食用油を、国産SAFの原料として供給することで、基本合意書を締結したことを発表した。廃食油をSAF製造に供給する具体的な取り組みは、プロ野球の本拠地球場では初の試みだ。