Space Compass、ケニアでHAPS介しLTE通信に成功

　成層圏飛ぶHAPSでスマホと無線データ通信は世界初

　Space Compass、NTTドコモが、ケニアのライキピアカウンティにおいて、高高度滞空プラットフォームHAPSである「Zephyr」を介したスマートフォンを用いたLTEによるデータ通信の実証実験に成功した。なお、Space CompassはNTTドコモとスカパーJSATが2022年に設立した合弁会社だ。SpaceCompassは日本およびアジアにおけるHAPSプラットフォームを活用したサービス展開を図ることを目指す。
　実証実験は今年2月に行われ、高度18km以上の成層圏を飛行する小型固定翼タイプのHAPSを用いて地上のスマートフォンと無線でのデータ通信を確立することに成功したのは、これが世界で初めて。