ウイングトラベル
★JALデジタルテクノロジー本部とJITが一体化

新会社JALデジタルへ人財やDX取組みを集約
日本航空(JAL)は2月26日、自社のデジタルテクノロジー本部とJALインフォテック(JIT)の組織体制を一体化し、それに伴ってJITの社名を「JALデジタル株式会社(仮称)」へ変更することを発表した。グループ全事業の基盤であるITシステムの安定稼働を堅持し、DXをさらに加速させて持続的な成長を実現するためには、組織体制の一体化が最適だと判断したという。この組織の変更は4月1日に行う予定で、26年4月を目途に段階的に移行する予定だ。
これまでJALでは、昨年4月からデジタルテクノロジー本部としてDX戦略の一元化とデジタル人財の集約化を果たし、全社でDXの推進力強化を図ってきた。一方JITでは、JALグループのIT中核会社としてシステムの安定稼働を担い、空港関連業務や他業界企業にも様々なソリューションを提供してきた。その2つの組織をJALデジタル(仮称)へ統合することで、ノウハウと知見を持った人財を結集させてDXによるグループの価値創造に貢献することになる。また、JALグループで培ったノウハウと知見を活用して、グループだけでなく全顧客に高品質なソリューションを引き続き提供していくことになる。
※図=組織変更のイメージ(提供:JAL)