ウイングトラベル
JTB、台湾の旗艦店舗をリニューアル
双方向交流促進へさまざまな旅行情報発信
JTBアジア・パシフィックは台湾の旗艦店舗「JTB台湾 JTBデスク」をリニューアルし、4月11日にオープンした。台北の商業中心地であり、日本人観光客に人気の高いホテルが集中するエリアに開設した。新店舗では、日本人旅行者には台湾の情報発信やオプショナルツアーの販売などを展開。一方訪日台湾人観光客向けには日本の個人旅行向け商品を始め、リピーター客向けのオリジナルパッケージツアー、マラソン大会参加商品などを紹介していく。
日本と台湾の観光を取り巻く状況は日本からの台湾訪問客数が前年比0.2%増の189万8854人、一方台湾からの訪日旅行者は7.5%増の461万5873人となるなど、双方向交流が拡大基調にある。そうした中で同社は台北のJTBデスクの機能強化を図ることにした。
新店舗は台北の中心街である中山北路二段のアンバサダーホテル隣に立地した。この好立地を活かして日本人、台湾人双方向けのビジネスを強化していく。
日本人向けには、ランドマークとしての存在として来店を促進し、魅力あふれる台湾の情報発信に積極的に取り組む。さらに、オプショナルツアーや厳選した土産の販売、台湾産フルーツの産地直送サービスなどを展開していく。
一方、訪日台湾人観光客向けには、ホテル、旅館、ジャパンレールパス、テーマパーク入場券などの個人旅行者向け訪日商品に加え、日本国内のJTB支店と連携し各地域の魅力を取り入れたオリジナルパッケージツアー商品、JTBスポーツステーションと連携しマラソン大会参加商品など、JTBグループネットワークを活用した「ならではの価値」の提供をコンセプトに取扱の拡大を図る。
このほか、目抜き通りに面した店舗壁面を活用した訪日誘客プロモーション事業を強化し、壁面広告とWEBプロモーションに店舗の商品販売を連携させた新たなプロモーション事業の確立に取り組んでいきたいとしている。
※写真=リニューアルオープンした台北の「JTB台湾 JTBデスク」