ウイングトラベル
★台湾観光庁・台湾観光協会が「台湾の夕べ」開催

葉名誉会長来日、日本から台湾への送客に期待
台湾観光庁・台湾観光協会は3月7日、東京・虎ノ門のオークラ東京で、台湾観光促進の旅行業界向けの商談会、懇親会と東京事務所長交代に伴う記者懇談会を開催した。懇親会「台湾の夕べ」には約130名の業界関係者が参加し、来日した台湾観光協会の葉菊蘭名誉会長が挨拶に立った。
葉名誉会長は冒頭、旅行業界関係者への感謝の意を表すとともに、2024年の訪日外国人旅行者数が3680万人を記録し、そのうち台湾からの訪日旅行者数が600万人を超えた一方で、日本から台湾への旅行者数は132万人にとどまっているという、6対1のアンバランスな状況を指摘。しかし「2026年の始まりには改善されると信じている」と述べ、為替レートの改善にも期待を示した。
また同協会は今年のゴールデンウィークを見据え、特に若年層をターゲットにした様々な台湾旅行商品を用意していることを紹介。「もっと多くの日本人に来ていただきたいという願いから、様々な工夫を凝らしている」と強調した。
※写真=台湾観光協会の葉菊蘭名誉会長