Lynxter、高温セラミックの積層造形で新たな成功事例

　航空宇宙のエンジン部品や断熱材など

　東大阪市を拠点に3Dデジタルツール導入支援・販売・サポートなどを手掛けているシステムクリエイトは、フランスの3DプリンターメーカーLynxter社の積層造形技術を取り扱っている。そのLynxter社が、セラミック材料の専門企業であるCramik Additive Solutionsと協力し、高温セラミックの3Dプリンティングにおける新たな成功事例を明らかにした。従来の製造方法では実現することが難しかった高耐熱性・高強度のセラミック部品を、3Dプリンティング技術によって効率的に生産することができる。
　 具体的には従来のセラミック成形技術では難しかった1500℃以上の高温環境でも耐久性を維持できる部品を製造することが可能になったほか、3Dプリンティングの自由度を活かした複雑形状を実現することなどができる。