記事検索はこちらで→
2025.03.11

WING

羽田2タミのサテライト本館接続、19日供用開始

 搭乗口増え6スポ国際専用へ、国際線出発4便増

 日本空港ビルデングと全日本空輸(ANA)は、羽田空港第2ターミナルへ3月19日から供用を開始する北側サテライトと本館との接続部分をメディア向けに公開した。従来、本館とサテライト間の移動は専用バスを使用しなければならないが、19日以降は徒歩で移動できるようになる。さらに、5スポットを新たに設置して駐機数を増加。それに伴って3月30日からは国際線専用スポットが増えることになり、2タミからの国際線出発便が4便増の34便となる。
 接続部が供用開始となることで、サテライトの46~48番スポットは供用開始後、47~49番スポットへ名称が変更となる。新設の接続部は約430メートルあり、そこへ新たに50~52番の3スポットを設置。そのうち50番と51番はマルチスポットとなっているため、2タミでは最大5スポットが増加することになる。
 ANAによると、専用バスを使用せずに移動できるようになることで、2タミ発着便の快適性・利便性が大幅に向上することになるという。これまで2タミで国内線を利用する人の約4割がバスを利用してきたが、歩いて移動できるようになったことでバス利用が全体の約2割まで減少することになる。

※写真1=19日から供用開始となるサテライトとの接続部

※この記事の概要
・より快適でスムーズな搭乗を提供
 国内線のバス利用が大幅減少
・移動を自由にする新モビリティ「iino」
・窓ガラスと一体のソーラーパネル導入  など