島津エアロテック、島津航空機器サービスを吸収合併

　島津製作所は4月1日に、島津エアロテックを存続会社として、島津航空機器サービスを吸収合併することを決めた。
　島津エアロテックはフライトコントロールシステム向けアクチュエータなど航空機用装備品の製造事業を展開し、一方の島津航空機器サービスは航空機用地上支援器材の製造などを手がけてきた。そうしたなか島津エアロテックを存続会社とし、島津航空機器サービスを吸収合併することにより、航空機の需要増加に対応。材料強度の向上に必要な熱処理などを始め、両社の航空機器製造技術を集約・一元管理することで製造基盤を強化する方針だ。

■統合後の会社概要
・社名＝島津エアロテック株式会社(英名 : Shimadzu Aerotech Manufacturing,Inc.)
・代表者＝本郷祐自
・本社所在地 : 京都市中京区西ノ京桑原町1
・株主及び持株比率 : 株式会社島津製作所100%出資
・統合日 : 2025年4月1日(予定)
・社員数 : 約85人(統合日時点)