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2019.01.28

WING

日本政府、北朝鮮籍タンカーの瀬取り疑いを公表

東シナ海で船籍不明船と接舷しホース接続

 日本政府は1月18日、北朝鮮籍タンカー「AN SAN 1号」(IMO番号7303803)と船籍不明の小型船舶が同日午後、東シナ海の公海上(上海の南約410キロの沖合)で横付けし、ホースを接続していることを、海上自衛隊第1海上補給隊所属の補給艦「おうみ」(定係港・佐世保)が確認し、総合的に判断した結果、国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」(洋上での物資積替え)を実施していたことが強く疑われると、写真を公表した。

 

※写真=接舷してホース(蛇管)を接続している北朝鮮籍タンカー「AN SAN 1号」(左)と船籍不明の小型船舶、1月18日16時35分ころ撮影(提供:防衛省)

※写真=横方向から撮影した接舷時の様子。手前に船籍不明船が見える。18日17時45分ころ撮影(提供:防衛省)

※写真=北朝鮮タンカー「AN SAN 1号」、18日15需20分ころ撮影(提供:防衛省)