ヴォロコプター、萬豊奥特控股集団傘下に

　ダイヤモンド・エアクラフト・インダストリーズに統合

　ドイツのeVTOLメーカーであるヴォロコプターは3月14日、ダイヤモンド・エアクラフト・インダストリーズに統合されることを発表した。同社は昨年末、経営難に陥ったとして昨年12月30日、ドイツ連邦裁判所に破産手続きの申請を行っていた。
　ヴォロコプターは、日本国内でも日本航空（JAL）が業務提携を結び、日本における市場調査や事業参画を共同検討。大阪・関西万博の会場である大阪でも飛行実証するなど、注目を集めているeVTOLメーカーだ。
　しかしながら欧州航空安全庁（EASA）からの型式証明取得が難航するなど苦難に直面。経営難に陥り、昨年末、破産手続きの申請へと踏み切っていた。