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2019.01.28

WING

新中央航空でもアルコール問題発生

乗務前検査で発覚も定刻出発は維持

 新中央航空はこのほど、去る1月21日の調布発三宅島行きの出発前のアルコール検査で、副操縦士からアルコールが検知され、別の運航乗務員に交代する事案が発生したことを発表した。
 新中央航空によれば、1月21日の401便(調布08:40発、三宅島09:30着)に乗務予定の運航乗務員2名のうち副操縦士1名から、アルコールが検知された。同社では社内規則に基づき、直ちに当該運航乗務員を当日の乗務予定から外し、スタンバイしている副操縦士と交代。401便は定刻通りに運航したという。
 今回の事案では遅延などが発生することはなかったものの、新中央航空は「航空業界全体で、飲酒問題に対し最重要課題として取り組んでいるなか、このような事象が発生したことに対し、弊社ご利用のお客様ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げる」との声明を発表。その上で、「弊社としては、本事案を重く受け止め、同様の事象が発生しないよう本事案に対する調査を行い、再発防止に努めていく」としている。