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2025.03.19

WING

中谷大臣、米側によるJJOC統制下の可能性を否定

 日米協力推進も各種対応は日本が主体的に判断

 

 中谷元防衛大臣は3月18日の閣議後会見で、自衛隊へ新設する統合作戦司令部(JJOC)の指揮系統について、武力攻撃事態や存立危機事態となった場合に米側の指揮・統制下に入る可能性を改めて否定した。自衛隊はあくまで「内閣総理大臣を最高指揮官とした指揮・監督の下で行動する」ことになっており、自衛隊と米軍のそれぞれが独立した指揮系統に従っていることを強調。それが「日米間の共通認識」であり、スタンド・オフ防衛能力の運用も含む自衛隊の活動は、日本が主体的に判断し、日本国法令などに従って行うものだと説明した。

 

※写真=JJOC新設踏まえた日米間協力は引き続き検討も、指揮系統は日米それぞれが確保する

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