NAA、3年連続で健康経営優良法人に認定

　体と心の健康、ワークライフバランスを重視

　成田国際空港会社（NAA）は3月18日、経済産業省と日本健康会議による健康経営優良法人認定制度の「健康経営優良法人2025」として、大規模法人部門で認定されたことを発表した。2023年度から3年連続での認定となった。
　この認定制度は、地域の健康課題に対する取組みや、日本健康会議が進める健康増進の取組みから、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する。
　認定を受けたNAAでは、成田空港の持続的な成長・発展に向けて、従業員が心身ともに健康でやりがいを感じながら働き続けるられる職場環境づくりを目指している。従業員・会社・健康保険組合が一体となって、身体の健康、心の健康、ワークライフバランス推進の3つのテーマにしたがって健康づくりに取り組んでいるとした。
　従業員が安心して健康維持に取り組める環境づくりの一つが健康診断およびストレスチェックの実施で、ともに100％の実施を達成している。さらに診断・チェックの結果を踏まえ、健康関連のセミナーやキャンペーンなど、各種取組みを実施して、従業員の健康に対する意識向上や、健康経営の重要性について理解浸透を実現した。
　また2024年度には、NAA従業員向けの健康セミナーをグループ会社や空港従業員向けにも拡大し、健康経営の一層の推進を図った。今後もNAAでは、健康診断・ストレスチェック・労働時間などのデータを活用し、健康課題の把握・解決への目標を設定し、戦略的かつ継続的に取り組んでいくとした。

※図＝健康経営優良法人のロゴ（提供：NAA）