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2019.01.28

WING

第10次派遣海賊対処行動支援隊が帰国

約80名が家族・同僚らと笑顔で再会を喜びあう

 陸上自衛隊がソマリア沖・アデン湾における海賊対処野ために派遣していた第10次派遣海賊対処行動支援隊は、1月25日に帰国した。当日の羽田空港国際線ターミナルは、無事任務を終えて帰国する隊員の家族や同僚等が多数出迎えており、互いに笑顔で約半年振りの再会を喜びあった。
 帰国時には到着ロビーに多くの同僚自衛官や隊員の家族が出迎えのために訪れており、今回帰国した約80名の支援隊員が姿を現すと万来の拍手と声援を送った。出迎えの花道を進む隊員の中から知己を見つけ、思わず抱き合う姿もあり、無事の帰国と再会を喜んだ。
 今回帰国した第10次派遣海賊対処行動支援隊は、陸自中央即応連隊と海上自衛隊航空集団を基幹とする人員で構成、2018年6月上旬から8月上旬にかけて日本を出発していた。支援隊は約半年に渡りジブチの自衛隊基地において、基地警備やP-3C整備等、派遣海賊対処行動の水上・航空部隊支援任務を行ったとのこと。

 

海賊事象は減少しているが予断を許さない
派遣継続が海上交通安全確保上、極めて重要

 

 
※写真=約半年振りの再会を喜ぶ隊員たち

※写真=多くの人たちの出迎えに笑顔で花道を進む

※写真=インタビューに応じる第10次派遣海賊対処行動支援隊首席幕僚の齋藤文彦2等陸佐