★東武トップ1月総取扱額 9.2％増の62.7億円

　国内旅行が大幅増、海外も堅調、訪日は減少

　東武トップツアーズの1月の販売実績は、総取扱額が前年同月比9.2%増の62億7000万円と増加した。部門別では、国内旅行と海外旅行が増加した一方、訪日旅行とその他事業は減少した。

　海外旅行取扱額は、前年同月比5.7%増の10億6000万円だった。内訳を見ると、団体旅行は前年同月比1.4%減と微減し、うち一般団体は3.9%減、教育団体は14.6%増と教育旅行が堅調だった。個人旅行は企画商品が前年同月比1.4%増、企画商品を除く個人旅行が14.7%増と個人旅行が大きく伸びた。

　海外旅行の取扱人員は全体で前年同月比6.9%増で、うち団体旅行は前年同月比20.4%増と大幅に増加した。方面別ではハワイ、グアム・サイパン、北米、韓国、台湾で前年の人員を上回った。企画商品全体の方面別取扱人員は前年同月比15.6%減となったものの、韓国、台湾では前年の人員を上回った。

　国内旅行の取扱額は前年同月比23.1%増の45億8200万円と大幅な増加を記録した。団体旅行は前年同月比35.3%増と好調で、一般団体が44.3%増、教育団体も26.0%増と大きく伸びた。一方、個人旅行は企画商品が前年同月比3.1%減、企画商品を除く個人旅行は8.8%減と振るわなかった。

　訪日旅行は前年同月比13.3%減の6195万円と減少した。その他事業は前年同月比40.3%減の5億6539万円と受託事業の減少などで大幅減となった。