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JAL、米KALITTAと成田-シカゴの貨物便共同運航
日本航空(JAL)は3月19日、米国のKALITTA航空と成田-シカゴ線で定期貨物便のコードシェア運航に合意したことを発表した。5月10日から運航を開始して、アジア-北米間の輸送力強化を図る。
JALは2024年2月から13年ぶりの自社貨物機を再開し、旅客便の貨物スペースと併せて航空貨物輸送ネットワークを拡充してきたところ。今回のKALITTAとのコードシェアでは、ネットワークに他社大型貨物機を加えることで、安定的かつ柔軟な航空貨物輸送を提供する。それにより、成長著しいアジア-北米間の貨物輸送需要の増大に応じることとしている。また旅客便でも今年5月31日からJAL運航の成田-シカゴ線を開設する。さらなる人流・物流の促進に貢献する考えだ。
このコードシェアでは、5月10日に先んじて、KALITTA運航のK4550・K4551便のスペースを提供する。機材は747-400Fで週2往復となる。5月10日からはシカゴ発のJL6746・K4550便と、成田発のJL6747・K4551便で運航を開始する。週3往復で、機材が777-300ERSFとなる。