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Synspective、スペースXとライドシェアローンチ契約

Synspectiveは3月24日、スペースXとの間でライドシェアローンチ契約を締結したことを発表した。2027年にスペースXのファルコン9に同社の小型SAR衛星であるStriX(ストリクス)衛星を2機搭載して打ち上げることが決まった。
StriXは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学、東京科学大学、慶應義塾大学などとの連携により、性能・コスト・製造容易性を追求して開発が進められた小型SAR衛星。すでに6機のStriX衛星の打ち上げに成功している。
同衛星には、Stripmap、Sliding Spotlight、Staring Spotlightという3つの観測モードがあって、天候や時間に関係なく、地表面を広範囲かつ高解像度で撮像することが可能だ。
Synspective は2020年代後半までに30機の小型SAR衛星コンステレーションを構築することを目指しているところ。
※写真=2027年に2機のStriX衛星をファルコン9で打ち上げ(提供:Synspective)