慢性混雑の羽田駐車場、緩和向け送迎用エリア設定検討

　送迎用料金設定、混雑応じた料金設定も視野に

　国土交通省航空局は3月24日、羽田空港の機能・施設等に関する検討会を開催した。このなかで慢性的に混雑が発生している駐車場について、送迎用駐車枠を通年で設定することのほか、送迎用エリア用の料金を設定することも検討するとした。さらに、混雑状況に応じた料金設定の検討など、ソフト面の対策も強化する方針を明かした。
　新型コロナパンデミックからの回復が進み、羽田空港でも利用者が急回復してきた。それに伴って、とりわけ国内線ターミナルの駐車場で慢性的な混雑が発生。夏季・年末年始などの繁忙期には、連日満車状態となり、入庫に数時間待ちを要するケースもあるという。

※写真＝慢性的な混雑が発生している羽田空港の駐車場。ハード・ソフト両面で混雑緩和を目指す