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大隅海峡通過の中国艦が沖縄と宮古島間航行

統合幕僚監部は、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦(艦番号798)が3月24日に、沖縄本島と宮古島の間を太平洋側から通過して東シナ海へ向かったことを発表した。この情報収集艦は21日に東シナ海から大隅海峡を通過した艦艇と同じで、太平洋でおよそ3日間活動して再び東シナ海へ戻ったことになる。
発表によると、中国艦艇は24日16時ごろに宮古島東沖約140キロの海域を北西方向へ進んでいるのを確認した。その後、沖縄本島と宮古島との間を北西方向へ進み、東シナ海へ向った。
海上自衛隊では、第46掃海隊(沖縄)の掃海艇「ししじま」を向かわせて警戒監視・情報収集に当たった。
※写真・図=中国ドンディアオ級情報収集艦と行動図(提供:統合幕僚監部)