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天草エアライン、全便欠航が3月30日まで拡大
被雷影響で作業に時間要す、再開目途立たず
天草エアラインの全便欠航が、3月30日まで拡大した。これは去る3月18日、天草発熊本行きの201便として運航した同社の機材が、飛行中、被雷してしまったため。以降、機体の整備作業を実施し、修理方法の検討、修理作業期間などの把握に時間を要しているかたちだ。
被雷した3月18日には計8便を欠航し、翌19日も計10便を欠航。その後、作業を進めていくに連れ機体の状況などがより深く分かるようになり、欠航期間が大幅に拡大。3月19日になって、3月20日~27日まで、計70便の全便欠航を決めた。さらに、3月24日には3月27日~30日まで計40便の全便欠航を決めた。3月18日以降、すでに128便もの欠航便を出す事態となっている。
3月25日の時点では運航再開の目途は立っておらず、さらなる欠航便拡大の可能性もあるとしている。そのため天草エアラインは3月31日~4月6日までを対象に、予約を有する旅客に対しては、手数料無しでの払い戻し対応を講じることを決めた。