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2025.03.26

WING

国交省主体でグラハン手荷物積付の自動化推進

 ロボやアルゴリズムなど開発へ

 

 空港グランドハンドリングの人材不足が大きなボトルネックとなるなか、国土交通省は空港グランドハンドリングのなかでも手間の掛かる手荷物積付業務の自動化を目指す。同省は昨年から官民の有識者らを招いた検討会を4度実施しており、まずは、要素技術が存在しない「手荷物識別」「積付アルゴリズム」「積付ロボット」の3点について、開発時の要点整理と補助金などによる支援を推進する。実装のめどがつけば、受付から積付場所まで荷物を運ぶ「バゲージ・ハンドリング・システム(BHS)」の改修案についても検討する。国が音頭を取ることで多数いるプレイヤーの意見を取りまとめ、「長期的な目線で、ロボットフレンドリーな環境を構築する」(国交省航空局担当者)方針だ。

 

※写真=国土交通省は手荷物積付業務の省人化・自動化へ検討を深堀り

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