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2025.03.26

WING

伊丹、門限超えの遅延便に「夜間騒音抑制料」

 着陸料の2倍を別途徴収、4月1日開始

 

関西エアポートは3月25日、来る4月1日から伊丹空港の門限である21時を超過して離着陸する遅延便に対して、新たな対策を導入することを発表した。従来、航空会社の責に拠らないやむを得ない事由により、臨時的に運用時間を延長し離着陸を認めていた遅延便に対し、「夜間騒音抑制料」をあらたたに設定し、航空会社から徴収することを決めた。
関西エアポートは徴収した「夜間騒音抑制料」について、空港周辺地域の生活環境の改善等に活用する方針だ。また、遅延便の発生状況は関西エアポートのホームページで随時公開する。
「夜間騒音抑制料」は、通常の着陸料の2倍に相当する金額を「夜間騒音抑制料」として、着陸料とは別に徴収するもの。出発・到着便の双方が対象となる。