日米防衛相会談、抑止力強化の重要性確認

　切迫感を持って推進、中国の一方的な行動に反対

　中谷元防衛大臣と米国のピート・ヘグセス国防長官は3月30日に防衛省で日米防衛相会談を行った。トランプ政権発足後、初の対面による防衛相会談となったが、お互いに日米同盟の重要性を確認。日米それぞれが防衛力を強化した上で緊密に協力し、同盟の抑止力・対処力を一層強化して「自由で開かれたインド太平洋（FOIP）」実現に向けて取り組んでいくとした。米国側は核を含むあらゆる能力によって日本の防衛に対するコミットメントが揺るぎないものであることを強調した。

※写真1＝日米防衛相会談の前に中谷大臣とヘグセス長官が握手（提供：防衛省）