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大阪メトロ・SkyDrive、大阪港バーティポート竣工

万博会場外に整備、SkyDriveが場内ポートと2地点間飛行
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro:大阪メトロ)とSkyDriveは3月28日、大阪港中央突堤に空飛ぶクルマの離発着場となる「大阪港バーティポート」(OSAKAKO Vertiport、大阪市港区海岸通1丁目105番地5地内及び地先)を竣工した。SkyDriveは万博期間中、同社が開発を進めている「SKYDRIVE」(SD-05型)を活用し、万博会場内にオリックスが整備した「EXPO Vertiport」と、大阪メトロが万博会場外の大阪港に整備した「大阪港バーティポート」間の2地点間飛行を行う計画だ。大阪メトロによれば、同社は2026年度末まで同ポートを活用することができることになっており、万博期間中はもちろん、万博終了後も空飛ぶクルマの社会実装に向けた最大の課題である社会受容性を高めるためのイベント開催場所、あるいは実証フィールドなどとして活用する方針だ。
大阪メトロは2024年1月に大阪市が実施した「空飛ぶクルマ会場外ポート事業者」の公募に手を挙げ選定。その後、大阪メトロとSkyDriveは昨年8月に大阪・関西万博後に大阪エリアで空飛ぶクルマを用いた事業化に向けた検討を行うことを目的とした資本業務提携を締結。大阪メトロがSkyDriveに出資するかたちで、提携していた。
※写真=大阪メトロとSkyDriveらが「大阪港Vertiport」を竣工
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