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2025.04.02

WING

2月の航空旅客市場、RPKは前年比2.6%拡大

 需要成長鈍化、トランプ関税影響か

 

 国際航空運送協会(IATA)がまとめた今年2月の世界の航空旅客市場データによれば、旅客需要を表すRPKは昨年2月に比べて2.6%増加したことが分かった。旅客需要の伸びが鈍化傾向にあって、IATAは閏年や旧正月が1月だったことなどが影響したと分析した。ただ一方で、足下でトランプ関税によって世界経済が景気後退局面に入っていることも広く指摘されるようになってきており、今後、航空業界でも旅客需要動向への影響が懸念されるところ。なお、座席供給量を表すASKは前年同月比2%増加し、搭乗率は0.4ポイント増加した81.1%だった。
 国際線のRPKは前年同月比5.6%増加。ASKも4.5%拡大し、搭乗率は0.9ポイント伸びた80.2%に達した。さらに国内線のRPKは昨年2月と比較して1.9%減退。ASKは前年比1.7%減少し、搭乗率は0.2ポイント減少した82.6%だった。

 

 ウォルシュ事務局長、「北米市場の動向に注意を」
 EU216改正に期待、「改正案も真の解決策ならず」

 

 IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長は、RPKの伸びが鈍化していることに触れつつ、「2月の航空交通量は過去最高を記録し、3月と4月も定期便の運航便数は引き続き増加する見込み」にあることに言及。ただ、一方で「国内線、国際線ともに需要が落ち込んだ北米の動向には注意を払う必要がある」と話すなど、先行きに警戒感を示した。

 

※写真=RPKの伸びが鈍化傾向。トランプ関税で景気後退局面に来ていることが影響か

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