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2025.04.03

WING

日機装、カスケード出荷が累計80万個に

 日本が誇るグローバルニッチトップ、シェア90%超

 

 日機装のカスケード部品の出荷個数が、累計80万個を達成した。日機装は去る1983年に米国のアロー社から打診を受け、世界初の炭素繊維複合材(CFRP)製のカスケードを開発することに成功。その後、米連邦航空局(FAA)の認証を取得し、初出荷した。
 日機装のカスケードは、エアバスやボーイングといった欧米大手機体メーカーのほか、リージョナルジェットに至る、ほぼ全ての民間航空機に採用され、その世界シェアは90%以上に達している。去る2020年には経済産業省が認定している「新グローバルニッチトップ企業100選」に選ばれた。

 

※写真=日機装は累計80万個のカスケードを出荷した(提供:日機装)

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