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2025.04.04

ウイングトラベル

★HIS、GWの海外旅行は4日間で行ける近場が人気

 海外旅行予約者数は前年比3.1%減

 

 エイチ・アイ・エス(HIS)がまとめた今年のゴールデンウィーク(GW)期間(4月25日~5月6日)の予約動向は、海外旅行が前年同期比3.1%となった。一方で国内旅行は9.2%増となった。
 海外旅行の予約動向を見ると、今年は暦通りの休みの場合最大で4連休と短いことから、予約者数については前年を下回る結果となった。
旅行日程を見ると4日間が24.2%と最も多く、以下5日間、3日間と続き、旅行者の半数以上が4日間前後の旅行を選択している。
 旅行先について見ると最も人気が高かったのは韓国・ソウルとなった。以下、台北(台湾)、バンコク(タイ)、ホノルル(ハワイ)、釜山(韓国)と続き、近場のデスティネーションに人気が集まった。トップ5以外では短い日程で満足度の高い旅行がしやすく、LCCが運航しており価格の選択肢が多いケアンズ(オーストラリア)やセブ島(フィリピン)の人気が高かった。
 上昇率で見ると最も高かったのが昨年11月にビザ免除措置が適用された上海(中国)が対前年比262.3%と大きく伸びた。以下セブ島、マドリード(スペイン)、ケアンズ、ダナン(ベトナム)と続いた。

 

※画像=HISのGW海外旅行予約は4日間で行ける近場に人気が集まった(画像は同社のGW特集サイト)