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ANAHD、737MAX8を最大30機導入
次世代737型機の後継で、ピーチのA320neoも追加
ANAホールディングスは1月29日の取締役会で、ボーイングが開発した737MAX8を30機(確定:20機、オプション10機)発注する方針を固めた。737MAX8を導入するのは、日本の航空会社として初めて。ANAは次世代737型機の後継として737MAX8を導入する。また、ANAHDはグループ傘下のピーチ・アビエーションが導入するA320neoを追加で18機導入することも決めた。いずれも2021年度から25年度にかけて導入を進める。なおANAHDでは、訪日需要が拡大するなど、今後様々なビジネスチャンスの拡大が見込まれていることから、新たな機材の導入で、このチャンスをしっかりと掴みとっていく方針だ。
ANAホールディングスが導入を決めた737MAX8は、ボーイングが737MAXファミリーにおいて最初に開発した機種。ボーイングは2017年5月に初号機が顧客にデリバリーした。標準座席数は162席〜210席とされ、その航続距離は6570キロメートルに達する。客室にはボーイングが開発した「ボーイング・スカイ・インテリア」を標準装備。エンジンはCFMインターナショナル社製のLEAP-1Bを搭載しており、約15%の燃費改善や長い航続距離を活かした新たな就航地の開拓も期待できそうだ。