ウイングトラベル
★今年の春闘、現時点では「良い方向で推移」

サービス連合が3月末時点の中間報告
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は4月8日に記者懇談会を開催し、2025年春季生活闘争(春闘)の3月末時点での状況について説明を行った。それによるとこれまでに36の組合が経営側と合意。このうち21組合が賃上げについて、19の組合が一時金について合意した。賃上げについては定期昇給分といわゆるベースアップに相当する「実質的な賃金改善分」をあわせて平均で5.21%の賃上げを獲得。また、年間一時金については3.4カ月となり、前年と同様の水準で推移していることを明らかにした。まだ交渉中の組合もある中で同連合の櫻田あすか会長は「われわれが思い描いていたものと近い水準で推移している」と述べ、現時点での活動の成果を評価した。
※写真=記者懇談会で今年の春闘の中間報告や重点政策などについて話すサービス連合の櫻田あすか会長
平均5.21%の賃上げ、年間一時金は3.4カ月
賃上げ6.0%の「満額回答」も7組合