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2025.04.11

WING

JAL、IATA空港保安管理国際認証で世界初のレベル2獲得

 日本航空(JAL)は4月10日、国際航空運送協会(IATA)の航空保安管理における国際認証において、「Operating(レベル2)」を世界で初めて取得したと発表した。近年のテロやサイバー攻撃などの危険性を踏まえた新たな認証プログラムで、航空保安に関わるリスクを事前に特定し、予防策を講じ、保安管理を継続的に改善できているかを評価するもの。
 JALは、グループ全体で規程類を整備し、責任を明確化して、新たな脅威や各国当局の規定変更に能動的に対応できる有効なリスク管理体制がなされていると認められた。また、最善の方法を取り入れ、外部・内部監査や保安事例などの振り返りを通じ、保安品質を常に向上させていると評価され、今回認証にいたった。

 

※写真=JAL機体イメージ(提供:JAL)