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ブルーオリジン、ロケットエンジン工場に着工
米アラバマ州に46エーカー、BE-4を生産へ
ブルーオリジンが1月25日(米アラバマ州現地時間)、米国アラバマ州ハンツビルにおいて、ロケットエンジン工場の建設をスタートした。その工場の面積は46エーカー(18万6155平方メートル)。ブルーオリジンはユナイテッド・ローンチ・アライアンスによって昨年9月、ユナイテッド・ローンチ・アライアンスのバルカン・ケンタウルス・ロケットの第1段エンジンとして、ブルーエンジン4(BE-4)が選定されている。新工場は2020年に稼動を開始する計画で、2021年にはエンジンの飛行試験を実施する計画だ。
BE-4エンジンはLNGエンジンで、その推力は2447kN(55万ポンド)にも達する設計だ。ブルーオリジンによれば、開発中のBE-4は同社のテキサス州ヴァン・ホーンにおいてフルスケールのエンジン開発試験を実施していて、量産段階では着工した新工場が生産を担う。
※写真=ブルーオリジンがロケットエンジンの工場建設をスタート(提供:ブルーオリジン)