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JALグループ、パワーエックスと農業領域で提携

再エネ生かし環境負荷軽減、まずはいちご農園で実証へ
日本航空(JAL)は4月11日、子会社JAL Agriport(JALアグリポート)と電力会社パワーエックスの3社で、農業領域における業務提携を結んだと発表した。取り組みの第1弾として2025年7月から、再生可能エネルギーを活用することで環境負荷を軽減しながら最適な生育環境を確保し、高品質ないちごを1年間安定的に生産する実証実験を行う。
千葉県成田市のJALアグリポートの農園施設に、電力利用効率が向上する蓄電池「PowerX Cube」を導入する。太陽光パネルを活用して再生可能エネルギー比率を高め、カーボンゼロ農業の実現を目指す。これにより、単価の高い夏季のいちご生産が可能となり、JALグループの販売網や国内外への輸送力を生かすことで、高収益かつサステナブルな農業モデルを構築する。
※写真=JALアグリポートのいちご農園