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★UNツーリズム、アジア太平洋地域の観光回復加速

コロナ前モルディブ20%増、日本16%増と牽引
UNツーリズム(国連世界観光機関)はジャカルタで開催した第37回アジア太平洋・南アジア合同委員会で、アジア太平洋地域の観光業が急速に回復していることを報告した。2024年の国際観光客数は3億1600万人に達し、コロナ前水準の87%まで回復し、2023年の66%から大幅に改善された。
国・地域別では、モルディブが2019年比で20%増と最も高く、次いで日本が16%増、フィジーが10%増、スリランカが7%増と牽引した。今年の委員会主催国インドネシアは2024年に1390万人の国際観光客を迎え、2019年レベルの86%まで回復した。
ちなみに、2024年の訪日外国人旅行者数は、2019年比15.6%増の3687万人と過去最高を記録した。訪日外国人旅行消費額は19年比68.8%増の8兆1257億円と大幅に増加。また、2024年の日本人国内旅行消費額は前年比14.6%増の25兆1175億円に達した。
※写真=アジア太平洋地域の観光業が急速に回復(出典:UNツーリズム)