記事検索はこちらで→
2025.04.16

WING

メイマンエアロ、RAZOR P100h飛行映像公開

 米国のMayman Aerospace(メイマン・エアロスペース)は4月15日(現地時間)、ジェットエンジンを搭載した全翼機型のVTOL機「RAZOR P100」の飛行映像を初公開した。
南カリフォルニアの米海兵隊基地のTBXテストベッドでのプログラムに基づき製造した「RAZOR P100」は、初期飛行試験を完了したという。
 その飛行試験では、高速性能を如何なく発揮したほか、約100ポンドのペイロードを搭載。低コストで運用することができることなど、検証した。
 メイマン・エアロスペースは軍・公共サービス、民間向けの高速VTOL機「RAZOR」の開発に取り組むほか、AI制御航法・管制ソフトウェア「SKYFIELD」の開発を進めている。
 「RAZOR」は、物資輸送やターゲットドローンなどとして軍関連ミッションのほか、情報収集・監視(ISTAR)、災害救助、あるいは民間ミッションなど、多用途向けに開発が進められている。

 

※写真=「RAZOR P100」が飛行(提供:MaymanAerospace)