記事検索はこちらで→
2025.04.18

WING

吉田統幕長、昨年度の参謀総長級懇談111回

 豪・印・比との交流重視、NATO関係も強化

 吉田圭秀統幕長は4月17日の会見で、2024年度に自身が行った同盟国・同志国とのハイレベル交流が合計28ヵ国1機関の57人と延べ111回行ったことを発表した。23年度には25ヵ国1機関の59人と述べ107回行い、交流の回数自体はそれほど増えていないものの「特にインド太平洋地域で重視する豪州、インド、フィリピンとの交流が倍増している」として関係強化に努めたことを強調。また7月には、8年ぶりに韓国と二国間懇談を実現するなど、引き続き法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持に貢献していくとした。