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ANA・SIA、日本-シンガポールJV事業を9月開始

豪・印・インドネシア・マレーシアもJV対象へ計画
全日本空輸(ANA)とシンガポール航空は4月17日、ジョイントベンチャー(共同事業)契約を締結した。羽田空港近くにあるANAグループの訓練拠点「ANA Blue Base」において、ANAの井上慎一社長とシンガポール航空のゴー・チュン・ポンCEOが調印した。日本-シンガポール間において、5月から9月以降の搭乗便を対象とした共同運賃の販売をスタート。9月からは収益分担型のコードシェアを展開していく。今後、両社は日本-シンガポール以外にも、オーストラリア、インド、インドネシア、マレーシアといった以遠の国々もジョイントベンチャーの対象とすることを計画しており、順次、独占禁止法適用除外(ATI)を、各国規制当局に申請する。
※写真=ジョイントベンチャー形成に成功。日本-シンガポール間のみならず以遠もATI対象とすることを目指す