ウイングトラベル
★ANAのGW予約数、国際線は前年比10.9%増の28万人

欧州・アジア好調、国内線は前年比1.8%増
全日本空輸(ANA)が4月18日に発表したゴールデンウィーク期間中(4月26日~5月6日:計11日間)の予約状況によれば、国際線予約数は前年同期比10.9%増加した23万7237人に、一方の国内線予約数は前年同期比1.8%増加した119万4202人となるなど、好調に推移している。ちなみに、ピーチ・アビエーションとAirJapanの予約数を含めた国際線の予約数は10.9%増加した32万3505人、ピーチ・アビエーションを含めた国内線予約数は0.2%増加した135万4836人となっている。
期間中、国際線の提供座席数は6.5%増加した32万2556席を計画しており、予約率は2.9ポイント伸びた73.5%に。とりわけ欧州とアジア方面の予約が好調に推移しており、欧州方面では新規就航した羽田-ミラノ、ストックホルム、イスタンブール線がいずれも好調に推移。アジア方面は羽田-バンコク線の約が前年の1.4倍に拡大するなど、好調だという。人気のリゾート地・ハワイは予約数が7.8%減少。物価高・円安に加え、座席供給量を22.1%も削減することなどが影響し、予約が伸び悩んでいる。
ちなみに国際線のピークは日本発便が4月26日、海外発便は5月6日となっている。
※写真=ANAのGW予約は国際線・国内線ともに前年を上回って推移。ハワイの予約は前年を下回る異変も