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2025.04.22

WING

8装備品の取得でコスト増、計画見直しなど検討

 航空機では物価高や為替変動で費用上昇へ

 防衛省は、防衛装備品の調達スケジュールやコスト状況などの検討を行い、これまで8品目の装備品がコスト状況について計画の見直し、または見直しの検討が必要だと発表した。対象となった航空機はSH-60L掃海ヘリおよびKC-46A空中給油・輸送機で、主に近年の世界的な物価の高騰や、為替変動などに伴って取得経費が増加した。また03式中距離地対空誘導弾(改善型)や23式艦対空誘導弾などのミサイル類では、取得計画の前倒しや、配備数の増加などがあったため、計画の見直しが必要だとした。この発表にはグローバルホークも含まれているが、すでに計画を見直し済みで、取得経費の支払いが21年度までに終えており、単価やコストの比率に変動はないとした。