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2025.04.23

ウイングトラベル

★フランスの魅力凝縮のヌーヴェル・アキテーヌ

観光関係者来日、日本人旅行者との親和性強調

 

 フランス南西部に属するヌーヴェル・アキテーヌ地方の観光関係者がこのほど来日し、日本からの観光客を誘致するための記者発表会を開催した。発表会では同地方の観光素材が、食のこだわりや環境への意識など、日本人が旅行に求めるスタイルとの共通項が多い点をアピール。それを踏まえて、地域住民との触れ合いをゆったりと楽しむ旅を提案した。

 

 国内外から年間3000万人が訪問
 パリからのアクセス至便性も高く

 

 ヌーヴェル・アキテーヌ地域圏は世界的なワインの産地として知られるボルドーを始め、古代の歴史遺産として知られるラスコーの洞窟があるドルドーニュや磁器の名産地であるリモージュ。そしてユネスコの無形文化遺産に指定されているタピスリー(織物)の街として知られるオービュッソンなどで構成されるエリアだ。
 観光による交流も盛んで、フランスの首都であるパリから約3時間程度でアクセス可能なこともあり、国内外から年間3000万人が訪れるという。今回の記者発表会では、同地方圏全体の観光振興を担うヌーヴェル・アキテーヌ地方観光局のクリステル・シャンサーニュ会長を始め、ボルドー、ドルドーニュ、リモージュ、オービュッソンの各都市の観光関係者が来日し、最新情報を紹介した。
 発表会冒頭であいさつしたヌーヴェル・アキテーヌ地方観光局のクリステル・シャサーニュ会長は「フランス人と日本人は、自然や伝統を重んじ、環境を大切にし、食や文化においても本物の良さを追求する点で価値観が似ている。だからこそ、景観美や美食にこだわり、サステナブルでスローライフが楽しめるこの地方を必ず気に入ってくれると確信している」と述べ、日本の旅行者に適したデスティネーションである点を強調した。

 

※写真=ヌーヴェル・アキテーヌ地方の観光関係者が来日しプロモーション活動を展開。写真中央がヌーヴェル・アキテーヌ地方観光局のクリステル・シャンサーニュ会長